11日の雨で順延となった広高野球部秋の本大会1回戦、青山学院高戦は12日、コトブキヤスタジアム(旧市営立川球場)で行われ、広高の投打がかみ合い7X−0にて8回コールド勝ちを収めました。この1勝はちょうど10年前のこの本大会での勝利以降、2度目の1勝です。広高野球史において未だこの大会で2勝を挙げた年代はないので、ぜひ次の勝利を期待したい。
青山学院 vs 広尾 試合経過-令和7(2025)年度 秋季東京都高等学校野球大会 : 一球速報.com | OmyuTech
ヒット数:広10 青2 与四球:広6 青4 三振:広3 青9 エラー:各1

次の2回戦は18日(土)オーエンススタジアム江戸川(旧JPアセットスタジアム江戸川、江戸川区球場)にて9時00分より淑徳高戦が行われます。
試合は先攻青山学院高のヒット2本、三振9が示す通り、広高の先発岩下、松本の2投手を打ちあぐねた。
青山学院高は、4回ヒット、四球の1アウト1・2塁のチャンス、6回四球、バントエラーで無死2・3塁のチャンス、8回2四球で2アウト1・2塁のチャンスをつかむも、ことごとく三振、凡打で生かせなかった。その後もチャンスらしいチャンスを作れなかった。
一方、広高は2回裏、四球・敵失のランナーをこの日8番に打順をさげた好打者玉田選手が右中間を抜く3塁打で2点、さらに内野ゴロで1点と効率よく先制の3点を挙げた。

5回も先頭の金子キャプテンの左中間3塁打を敵失で1点加点、7回も3番北山選手の2塁打を5番大松選手のヒットで加点と長打を確実に点に結び付けた。

8回はヒット4本を重ね2点加点してコールドゲームで勝利した。


この日の広高は青山学院高の3投手に3長打を浴びせ、これを効率よく確実に加点した。さらに日頃の練習の成果として、1回表、四球の走者の盗塁を北山選手が2塁で刺したこと、5回2アウト2塁の走者を岩下選手が牽制で刺したことなど守備面で青山学院高選手に威圧感を与えていたように思った。

次の対戦校淑徳高は昨年のこの大会でベスト4に進出し、東京都21世紀枠推薦校に選出されています。さらに夏の大会2年連続でベスト8入りの実力を持つ強豪私立校です。選手数も50名、広高19名と劣勢ですが、高校野球は何が起こるか分かりません。投打がかみ合えば十分に戦えるチームですので楽しみに応援に出掛けましょう。
石川洋 (8期)