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広高野球1回戦で敗退

9月8日、広高野球秋の大会一次予選1回戦が行われ、日大三高に11X-1にて、5回コールドゲームで敗れました。 

新チームの公式戦初戦はこの日大三高戦でした。同校は今夏西東京大会の準優勝校で、甲子園で大活躍をした早実高に
匹敵する全国レベルの高校です。善戦むなしく敗退しましたが、来年の春、夏の大会に向けて投手を中心としたチーム
として成長が期待できると信じています。尚、この敗戦で今年も10月の本大会には出場できない事となりました。

           1 2 3 4 5   計

     広  尾  0 0 1 0 0   1

     日大三高  1 1 3 0 6  11X

この試合、夏の大会で公式戦初登板をした2年生の先発投手は、4回まで7本のヒットと4四死球を与えてピンチを
迎えていましたが、牽制刺や投球に幅を持たせ、5点におさえ、更に4回は0点に抑えています。

ところが5回、野手の失策や交代した1年生投手の制球難などから6失点を許してしまいました。今後は、この投手が
柱となるはずですので、完投能力を身に着けて頑張って欲しいと思っています。 

攻撃面では、3回にデットボールの走者をバントで送り、9番、1番の連続ヒットで1点を返しましたが、後続の
打者がダブルプレーを喫し、惜しいチャンスを逃しました。ヒット数は広高の2本に対し日大三高は8本でした。
打球音の差、効果的な単打、走力の差を強豪戦ではいつも感じます。 

強豪校への挑戦を続ける広高ですが、今回も厚い壁を超えられませんでした。しかし、秋の大会一次予選で日大三高、
修徳高、創価高と強豪野球校と対戦することができた経験は大きな財産となっているはずです。

私立の強豪校との差を認めざるを得ない試合ではありましたが、来年への期待ができる内容であったと思っています。
選手が自信を持ち、どう成長し、変身できるか楽しみに来春を待ちましょう。


                                            石川 洋(8期)